『文房具の解剖図鑑』レビュー
ヨシムラマリさんと、トヨオカアキヒコさんの、『文房具の解剖図鑑』を読みました。
ヨシムラマリさんの絵は、その文房具の特徴を捉えていて、親しみやすく、コミカルな感じです。
トヨオカアキヒコさんの文章も、読みやすく、文房具の歴史から流行まで丁寧に捉えている感じがします。
この本で、文房四宝という言葉を初めて知りました。中国文人の文房趣味のひとつで、筆墨硯紙の四つを指すのだそうです。4つの宝というように、文房具を宝として大事に扱っていたことがわかります。
昔は、万年筆などの高級文房具があり、その他は安価な実用品というイメージがありましたが、最近は、身近なものにもいろいろなバリエーションがあり、使う人がこだわりを持って使っていると思います。
私もシャープペンとボールペンは安価ですが使いやすいものを使っています。
無印のものですが、シャープペンとボールペンのデザインが同じで、ノックの頭だけが色違いになっています。
統一されたデザインながら、胸ポケットに入れていても頭の色でどちらかがわかり便利です。機会があればレビューしたいと思います。